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小道具×命

さてさて、イキザマ3で使う小道具の一つを競り落としたわけです。

ここまではただの小道具。
これに意味と命を吹き込むのがこれからの作業になってくると僕は思うのであります。


前回の舞台「The Waiting Room」稽古中のこと。
美術の村上さんに作っていただいた杖…めちゃくちゃ気に入っておりました。

恐らくは僕(僕の役)が旅をしているなかで枝を切り落とし作ったものであるあの杖。
あの形を影法師は作ったんだなって。
何度も何度も身体に刷り込ませるように、弄り倒して振り倒した。
それでも僕の至らぬところで、殺陣としては扱いきれていなかったかもしれないが、本番迎える頃には間違いなく自分が切り落として削って持ち歩いたんだというリアリティには持っていけたと思っている。
結果村上さんに作っていただいた物なんだけどね。

杖を受け取ったときに、僕(役)が作ったんだ、馴染ませていこうと思っていたときに演出のERGO氏が近づいてきて「影法師はこの形のこの杖を作って凄く気に入っていたのかも知れないね」っていうニュアンスの言葉を一言。

そうだよなぁって。


舞台上で嘘ついてる役者はたくさん見かけるけど、物はハッキリとリアリティ出してくるから。
例えば、芝居している役者より、その場に置いてあるペットボトルのお茶のほうが凄い存在感だったりするんですよ、ほんと。
お茶は芝居しないからね、ほんとリアル。

で、今回競り落とした品物はこの登場する人たちにとってどれくらい大切なものなんだろうね?
もしくは大切じゃないのか?
伝統ある代物なんだとすれば、それをハッキリとリアリティ感じていくには個々の役者の明確なイメージが必要とされると思う。
そんなことを考えています。
一個一個丁寧にその人(役)の人生を埋めていこうと思う。
遅くなっても良い、丁寧に丁寧に。


なんだかまとまらない感じになったけど。


いよいよ稽古が始まる。

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